鎌倉暮らし

日々、思うこと。絵封筒や読書の記録。ときどき、鎌倉のおすすめ情報など。

医師免許は更新制にして欲しい!と心から思った件

3ヶ月程前のことになりますが、認知症の祖母が入院しました。

理由は、大腿骨転子部(ダイタイコツテンシブ)骨折

いわゆる 脚の付け根部分でして、高齢者が転倒した際に骨折しやすい場所です。

ここを骨折すると、歩行困難になります。

特に高齢者の場合は、寝たきりの原因になります。

もちろん手術が必要ですが、高齢者の場合は治癒までに非常に時間がかかるため、

その間に脚の筋肉が落ちてしまい...どちらにしても寝たきりになることが

多いという、恐怖の骨折部位です。

本人曰く、夜中にトイレに行こうとして転んでしまい、それ以降痛みがある、

とのこと。

脚を引きずるようにして歩いてる...

 マズイ!

と思った母が、即座に最寄の 整形外科へ連れて行きました。

問診+触診+レントゲン...の結果 「大腿骨転子部骨折」ということで即入院

当然、歩行禁止なので尿道カテーテルを入れられて、絶対安静状態に。

家族全員が思いました。

 認知症が進む!

 寝たきりになる!

かつて、軽度の認知症の伯母が入院3日目にして完全な認知症となり、娘の顔も

わからなくなってしまったことを、全員が記憶していました。

担当ドクターに訊いても 「仕方がないです。あきらめて下さい。」 とのこと。

 

連絡を受けて、私も大至急で会いに行きましたよ。

もしかしたら、今度こそ、私を覚えているおばあちゃんと会話ができる最後の

チャンスになってしまうのかも...そんな気持ちでした。

 

数日後、「詳細な検査をしたいので、MRIを撮りたい」との話が。

翌日、結果と治療方針説明のために呼ばれた両親が聞いたのは...

「やっぱり、2カ所も骨折してました!」と、医者が指差した先は背骨

圧迫骨折 ですね。」

  ...は?

「大腿部は ただの打ち身 だから問題ありません。」

  ...は?

「リハビリのために、最低3週間は入院 して下さい」

 ...はぁ?(←ここまでで、両親 大混乱)

「でも、背中のことは本人が何にも言ってなくて...年寄りの圧迫骨折って、

日常生活の中で徐々に進行するんですよね? 今回の転倒とは関係ないんじゃ

ないですか? いつの骨折かわからないのに、今からリハビリ入院が必要

なんですか?」と、母。

たぶん、今回の転倒とは関係ないけど、骨折がわかった以上

放っておけないので、リハビリ入院して下さい

だと。(←ここで、両親が プチ切れ)

 

むしろアンタには 放っといて欲しいわ

 

家族全員がそう思いました。

もちろん、両親は2日後に祖母を強制退院させてましたよ(笑)

 

わずか1週間程度の入院でしたが、祖母の認知症は明らかに進行しました。

誤診で入院させられた挙句、バカ高い入院費用を請求され、祖母の認知症

進行してしまったけど、当然 謝罪なんてあるはずもなし

その上、さらに3週間の「意味不明なリハビリ入院を要求」するって...

これを厚顔無恥と言わずに何と言うんでしょうね。

レントゲン写真の1枚も まともに読むことができなくて、よくも

整形外科医ヅラができたものだと心底思います。

思えば、私が子供の頃からヤブ医者で有名な院長(整形外科医)でした。

息子に代替わりしても、ヤブ医者が遺伝していたんですね。非常に残念です。

埼玉県西部地域にある、S瀬病院での出来事です。

地域の皆さま、医者を選ぶ際には お気を付け下さい。

(↑同地域にお住まいで、この病院を避けるために正式名称が知りたい、という

場合には、コソッとご質問下さい。)

 

すっごい久しぶりの記事が、こんなネタで失礼しました。

次からは楽しいテーマを心がけます...(反省)

チキンはチキンだ、ミートじゃない!でも、コラーゲン鶏モモハムはお薦めです♪

一緒に暮らすパートナーが 長期間アメリカで生活していたため、東京に
住んでいた頃は、時おりその友人たちがフラッと泊りに来ていました。
ここ10年程で みんな家庭を持ったため、突然 独りで日本まで遊びに
来る人は 殆どいなくなりましたが。(笑)

当時は 食事時間も睡眠時間も不規則な上に、平日は1日3食とも
外食で済ませるような生活をしていた私たち。
せめて家で食べる時は体に良いモノを、ということで、週末は
玄米・野菜・大豆製品・魚・ときどきチキン...という具合。
当然、冷蔵庫の中身(野菜・大豆製品・魚)では、友人たちの食事には
なりません。
なにしろ、彼らの希望は 「肉が食べたい」でしたから。

で、そんな「肉が食べたい」要求に対して、

  「ケン○ッキーなら、すぐそこにあるよ。」

という私に、彼らは 悲しそうな顔で こう言うのでした。

  「あれはチキンだ。肉(Meat)じゃない。」

...。

チキンも肉でしょうが!何言ってんだ、アメリカ人め!!
と、思っていた私でしたが、断糖肉食になった今になって、やっと
彼らの言葉を理解しました。

  ChickenはChickenだ。Meatじゃない...

ええ、我が家の2人とも 100%理解しました。本当、そう思います。
チキンって、軽い...というか、肉として力が足りない感じがするんですよね。
友人たちが、サーモンとチキンを同列に考えていた理由がよくわかりました。
(当時は文句言ってゴメンね...)
という理由で、めっきりチキンを食べる回数が減りました。
(鶏ガラで、ボーンブロスは良く作っているんですが...)
が、これ(↓)だけはあると便利なので、常備食としてよく作ります。

  ★鶏モモハム★

作っていらっしゃる方も多いかな?
クックパッドなどにもたくさんレシピがありますが、ここでは我が家の
作り方をご紹介します。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* f:id:coco_k:20160303193300j:plain

【材料】

  鶏モモ肉      2枚(合計で 500g~600g位)
  ★ヨーグルト    大2
  ★塩        大1~
  ★胡椒       小1~
  ★お好みのハーブ  適量
   (万人受けするのはバジル・オレガノ・タイムなど)

【作り方】
 1.ジップロックなどに鶏モモと ★を全て入れ、よく馴染ませたら
   そのまま半日~1日程度、冷蔵庫で寝かせる
 2.鶏モモの皮を上にして、2枚を半分くらい重なるように置く
   ※クルクル巻いたときに、均等な太さになるよう調整して下さい
 3.皮が内側になるようにして、出来るだけ隙間がないように、端から
   クルクルと巻いていきます。
   ※肉についているヨーグルトは拭き取らなくてOKです

 4.サランラップを適当な長さに切り、巻いた鶏モモをギュッと締め付ける
   ようにして2~3周巻きます。←これが「成形」
   ※太巻きに"のり"を巻く感じ。この時点では、左右がむき出しに
    なっていても大丈夫。
 5.さらに、長めに切ったサランラップで鶏モモをキャンディ巻きにする。
   この時は、左右まですっぽりくるんで、ラップの端を根元からクルクルと
   細くよじり、ギュッと縛るか輪ゴムで止めます。←これが「防水」
 6.(出来れば厚手で)大きめの鍋にお湯を沸かし、沸騰したらその中に
   ドボン。弱火で1分茹でたら火を止める。
 7.蓋をして、7時間くらい放置。
   ※夜作って、翌朝まで放置するのが一番ラク♪
 8.翌朝、ラップを外したら完成。
   スライスして召し上がれ!

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

写真(↑)にも写っていますが、周りにあるプルプルのゼリー状のものは
コラーゲンたっぷりですから、捨てずにハムと一緒に食べて下さいね!
5.の防水工程(?)が きっちりできていないと、この旨み成分が
茹で汁の中に逃げてしまいますから、力ずくで防水しましょう。
色々試して、お好みの鶏モモハムができるといいですね。

「快眠・快食・快便」は ブタの生きがい

と 言われたのは、三石理論(分子栄養学)で知られる三石巌氏。

よく、健康の条件として「快眠・快食・快便」の3つをあ挙げる人がいる。
よく眠り、よく食べ、気持ちよく排泄さえしていれば、自分の健康状態に
満足できるというのだ。だが、その程度で満足できるのであれば、人間を
やっている意味はない。
たとえばブタになったとしても、「快眠・快食・快便」は味わうことができ
るだろう。ブタならそれで生きがいを感じられるかもしれないが、人間が
寝て、食べて、出すだけで満足してはいけない。
                          「医学常識はウソだらけ」より

この部分を読んで、「千と千尋の神隠し」の ワンシーンを思い出したのは
私だけではないと思います。
また、目標を見失っている時など、自分の状況次第では とっても耳が痛い
言葉でもありますね。
1901年に生まれ、95歳で亡くなるまで生涯現役であった方の言葉だからこそ
重く響くのかもしれません。

ご本人いわく、
  「私は医者でも栄養学者でもなく、物理学をかじったもの」
とのことですが、実はかじったどころではなく、東京大学物理学部物理学科卒
・同大学院修了。
日大・慶応大・津田塾大等の教授を歴任され、ご自分の病気を機に(還暦を
過ぎてから)医学の研究に乗り出した、というなんともパワフルな方です。
それこそゼロベース思考で、医学常識ではなく科学を基本に様々な考察を
されています。

 「医学」は「科学」にあらず
 「医学常識」は「科学の非常識」
 「医学常識」はウソだらけ
 栄養学の導入なしに医学の近代化はない

...この言いきりっぷりが 気持ちいいです。

今回 読んだ 三石氏の著書は、次の3冊。
 医学常識はウソだらけ~分子生物学が明かす「生命の法則」
 健康自主管理のための栄養学
 老化と寿命~「とし」をとらない秘訣とその実践

三石氏の唱える分子栄養学やビタミンカスケード理論では、場合によっては
喫煙 や 飲酒に有効性があると言っていたり、糖質の摂取を推奨していたりと、
全面的に同意できるわけではありません。それでも、とにかく知識も経験も
豊富な方なので、随所に見られる雑学と歯に衣着せぬ言いっぷりが楽しいです。

上記の3冊を読んで、私が面白いな、と感じたのは次の部分。

健康はレベルで考えるものだ。
 「健康 ⇔ 不健康」ではなく、例えば 0~10 などの段階で考えるのが適当
 であり、このレベルは日々変動するのが当然。
健康レベルを判断する上では、肉体的なことだけではなく、次のことも重要だ。
  ・幸せを感じているか?
  ・生きがいを感じているか?

老化というのは、秩序が無秩序に向かうことだ。
 =熱力学の第2法則(エントロピー増大の原理)

●老化には、「生理的老化(自然老化)」と「強制老化」がある
 生理的老化は避けられないものだけれど、強制老化の要因は ストレスや病気、
 活性酸素等、それに 本人の怠慢と無知 。 ...容赦ないですね(^^;)
 だから、対策次第で回避(軽減)可能である。  

 例えば、若い人と高齢者の 顔と太もも の肌を比較すると、顔では老化が
 明らかだが、太ももでは大きな差がない。太ももは生理的老化が主要因
 だけれど、顔の場合は紫外線(女性なら化粧品も?)などの強制老化要因が
 あるからだ。                    ...ナルホド。

また、次のようにもおっしゃっています。

  ■ 私たちの体は、細胞の集合体である
    →老化を考える時は、細胞を考えることが必要である
  ■ 細胞は、分裂能力によって3つに分類される
    →分類別に細胞を観察することで、老化を判断することができる

三石氏は、この分類を「更新細胞」、「成長細胞」、「安定細胞」と説明されて
いましたが、現在の分類名と違っているので、以下は現在の分類名で書きます。

分裂能力による細胞の分類

【不安定細胞(三石氏:更新細胞)】
 大人になってからも 常に分裂・増殖を繰り返している細胞。
 ex. 肌の表皮細胞、粘膜の上皮細胞、赤血球 など

【安定細胞(三石氏:成長細胞)】
 分裂能力は残っているが、通常はほとんど分裂しない細胞。
 事故等によって細胞が失われるようなことがあれば、盛んに分裂・増殖する
 性質を持つ。
 ex. 肝臓・腎臓の実質細胞、皮膚の線維芽細胞、血管内皮細胞 など

【永久細胞(三石氏:安定細胞)】
 大人になってからは分裂しない細胞。
 ex. 神経細胞、心筋細胞、骨格筋など

               ...安定細胞の使い方が真逆なので、ちょっと混乱しますね。

ただし、ごく最近、神経細胞は特別な刺激を与えると再生することがある、と
わかったらしく、今後の研究成果によっては、神経細胞が【安定細胞】に属する
ようになるかもしれないそうです。
分裂しない【永久細胞】は、傷ついたり失われたりしても代用細胞がないので、
老化や寿命に大きな影響を持っているとも考えられています。
そんな神経細胞が再生する...って、すごい発見ですよね。

おもしろいことですが、わたしたち人間の場合は この3種類の細胞を持っているのに、昆虫のように永久細胞(*)しか持たない動物がいて、その寿命がとてもみじかい、という例があります。そうかと思うと、イソギンチャクのように、不安定細胞(*)だけしか持たない動物がいて、そのすべての細胞がたえず更新されているために、個体の寿命がどうなっているのかわからない動物もいるのです。                       「老化と寿命」より

(*)は、現在の分類用語に書き換えています

 この部分(↑)にもビックリでした。そうなんだ~!

この 分裂能力による細胞の分類は、生物学・生化学などを勉強された方には
当然の知識かもしれませんが、私にとってはものすごく新鮮でした。
だって、今まで、全ての細胞が常に生まれ変わってる
思っていたんですよね...。だから、すごいビックリ。
こんな基本的(?)なことを理解していなかった自分 orz
怠慢と無知が老化を助長する...ことを肝に銘じて、これから
もっと勉強していこうと思います。

肉に負けない、しっかり 味&香りの【スルメ出汁】を作ろう!

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なんだか不気味な標本みたいになってますが...スルメです。(笑)

アルツハイマーを発症してしまった実家の祖母は、記憶があやふやになる
ことも多いようですが、自分がずっと大切にしていた季節行事や、家族が
喜ぶお料理レシピ等は ビックリするくらいに良く覚えています。
元気だった頃は、一般家庭とは思えないような量の食材(海苔・素麺・
もずく・鮭とば・スルメ...等)を買っていた人なので、いまだに色々な
お店(というか、卸 や 製造元)から、御用聞きの電話が来たりします。
現在はそこまで大量に購入することはないのですが、古くからの
お馴染みさん、として季節になると連絡してくださるんだそうです。
そのため、少量ではあるけれど、母が購入し続けています。

が。

時折、その電話を祖母本人が受けてしまうようなんですね。
そうすると、ふいに昔の会話が蘇るようで、かつての習慣どおり
大量に注文しちゃうらしいのです。
先方は大喜び。祖母も嬉しい。モノが届いて母がビックリ!という
パターンです。
染みついた習慣が強烈なのか、楽しい記憶に力があるのかは謎ですが、
なかなか興味深い行動だなぁ、と思います。

で、そんな誤発注(母にとっては)が発生した場合には、我が家にも
もれなくお福分けが届くことになっています。
とってもありがたいです...ええ、品物によっては

大量の海苔とかもずくとか鮭とば なんかは、すごく嬉しいのですが、
非常に困ったのが、このスルメ
毎年、祖母が大量の松前漬けや 煮物を作るために取寄せていた商品で、
結納にも使えそうな、素晴らしく大きくて立派なモノ。
(「え?結納にスルメ???」、と思われた方は、コチラ をどうぞ。)
昨年の11月、これが6枚も届いて途方にくれました...。

だって、今の私には、さすがに硬すぎるんです。
もちろん、味は好きなんですけどね。
両親は、酒のつまみにいいだろうと言いますが、自宅でお酒を飲むことは
ほとんどないし、アタリメと合う日本酒やビールは、そもそも我が家にない。
アタリメをつまみにシェリー飲んでもいいんですけど...イヤ、やっぱ無理)
保管場所にも困るし、湿気ちゃうし、なにより匂うしね...

さすがに、暖かくなる前には使い切らないとなぁ...と悩んだ結果が、
この瓶詰め。実は スルメ出汁です。作り方は、すごく簡単。


 ●足(本当は腕)は1本づつばらす

 ●身の部分は つまみにするときと同じように短冊状に切る

 ●適当な容器(写真は、塩漬けオリーブの空き瓶)に入れて、全体が

   漬かる程度に水を入れる

 ●冷蔵庫で 半日~1日放置 → 完成!

これで、美味しいスルメ出汁が完成です。
我が家では、すっかり出がらし(失礼)になったスルメも細かく刻んで
スープに入れてしまいます。柔らかくなっているので(私には充分硬い
けど)、一口サイズ位にしても大丈夫かもしれません。
かなりしっかりした 香り+味 の出汁になるので、断糖肉食で魚介系の出汁
(昆布だし や 鰹だし等)がアッサリ過ぎと感じる方にもおススメです。

せっかく買ったのに、食べきらずにちょっとだけスルメが余っている方、
是非 お試しください。

風邪 と ビタミンC ~ 私の体が必要としている量を知る

こちらにも書きましたが、日曜の夜から喉が痛くて、熱こそ出ないものの
なぁんとなく不調です。
たまたま土曜日に図書館で借りてきた本の中に、三石理論で知られる
三石巌さんの著作が数点ありましたので、読みながらビタミンCの
大量摂取をしてみました。

..."風邪"という名の病気があるわけではない。私たちが風邪と呼ぶのは、鼻水や咳が出たり、喉が痛んだり、熱が出る症状のことである。医学的に病名として表すときは、「かぜ症候群」となる。かぜ症候群は、普通感冒と咽喉頭炎、インフルエンザの3タイプに大きく分けられる。
風邪は、ウィルス感染症の一つである。
...(中略)...
ウィルスに対抗するために必要な物質は、インターフェロンという糖タンパクである。...(中略)...インターフェロンを欠かさなければ、風邪のウィルスを撃退することができる。では、そのために自分でできることは何か。それは、インターフェロンが体内で作られるときに必要な材料を用意しておくことである。インターフェロンを作るためには、タンパク質とビタミンCが必要になる。...
                          「医学常識はウソだらけ」より

タンパク質ビタミンC ですが、断糖肉食の我が家では、タンパク質は
問題なさそう。
ビタミンCも、それなりには摂っているのですが...
それが充分量か?と訊かれたら、自信はないかも。さらに、

 ●医者に行くのも 薬を飲むのも イヤ。
 ●ビタミンC(水溶性ビタミン)は、摂りすぎても排出される
 ●ビタミンC過剰摂取の副作用は、下痢くらい

...ですから、せっかくの体調不良を利用して人体実験したいな、と。

じつは、ビタミンCの大量摂取は、昨年11月に実験済みです。
この時は体調不良でも何でもなくて、『ビタミンCフラッシュ』に興味
持ったためでした。これは、
ビタミンCを副作用が出るまで(つまり、下痢
するまで)大量摂取し続けることで、自分にとっての必要量を測る、という
ちょっとハード(?)なもの。まったくの興味本位でした。
大雑把なやり方は、

 ◎空腹時に行う
 ◎15分置きに1000mg(1g)摂取
 ◎4回飲んでも(1時間経過しても)変化がなければ、倍量にして継続
 ◎水便(下痢)になったら終了

というもの。
詳細はこちらのサイトが 一番詳しいと思います。
ちなみに、ナイアシンフラッシュのフラッシュ紅潮する という意味ですが
ビタミンCフラッシュのフラッシュ洗い流すという意味ですよ。
ご注意ください。

で、11月にやった時はこんな感じでした。
ちなみに、使用したビタミンCは いつも飲んでいる粉末タイプの
Nutribiotic アスコルビン酸
(i-herbだと、454g入/1650円位。Amazonのは高すぎ...)
毎回、75mlの水に溶いて飲んでいました。

【2015年11月の結果】

  10:30~11:30(15分毎、1,000mg×5回摂取)=5,000mg
  11:45~13:00(15分毎、2,000mg×6回摂取)=12,000mg
     ↓
  13:10頃に、お腹がキュルキュルし始めたので、トイレへ。
     ↓
  13:30(2,000mg×1回摂取)=2000mg ←準備してあったから 飲んじゃった...
     ↓
  この後も、夕方までずっと下痢状態。
  お腹が痛くなることはなかったけれど、ずっと水が出ている感じ...

ということで、この時の摂取量は 19,000mg = 19g !!
最後の2,000mgは下痢になってから飲んでいるので、必要量は17,000mg

 ■ 厚生省の推奨量=100mg/日 (※上限量は表示なし)

 ■ 一般的に大量摂取とされる量=1,000mg/日

 ■ 三石氏の唱える最低推奨摂取基準=2,000mg/日

 ■ ポーリング博士の摂取量=18,000mg/日 ←18g!

なので、ポーリング博士の日常摂取量レベルに近いですね。
我が家は毎日、最低でも朝夜に2,000mgずつ摂っている(4,000mg/日)ので
充分大量摂取していると思っていたのですが...。

で、体調不良である今回の結果が次のとおり。
今回は1回あたりの摂取量を増量したため、さすがに飲みづらいのと
歯を酸から守る意味で、オブラートを使いました。

【2016年2月24日 の結果】

  11:00~12:30(30分毎、1800mg×4回摂取)=7,200mg
  12:45~14:00(15分毎、1800mg×6回摂取)=10,800mg
  14:15~15:30(15分毎、3000mg×6回摂取)=18,000mg
     ↓
  15:15頃、お腹がキュルキュルしてきて、トイレへ。
  ここから1時間位、下痢状態が続く...

今回の合計摂取量=36,000mgって、36g!
マサカの倍以上。
体調不良のときには、ビタミンCの必要量も多くなると聞いていたし、
感じてもいたものの、この量は予想していませんでした。
正直、『大丈夫か、自分?』って思わなくもなかったけど...どこにも
異常はない。
下痢症状も、今回は何故か1時間ほどでピタッと治まってしまいました。
お腹がすごく減ったので、夕食はいつもどおりにお肉(ラム)をたっぷり食べて、
寝る前には プロテイン20gも摂取しました。
なんといっても、ウィルス対策には 良質のたんぱく質ビタミンCですから。

そのおかげか、今朝は喉の痛みもなく、ちょっと調子が良くなっています。
ただ、治りかけこそ用心が必要なので、起きてから1時間おきに1,000mgの
ビタミンCを飲んでいます。(ついでにパートナーにも飲ませてます。笑)
このまま治まってくれるといいんですが。

もしも ビタミンCフラッシュをやってみようとお考えの場合には、
出かける予定のない日に 実行されることをお薦めします。
病気のときの下痢みたいに体力を消耗することはないけれど、少なくとも
数時間はトイレから離れられなくなりますので。
あと、小さな(?)副作用としては、下痢が治まった後にガスが溜まりやすく
なりました。
一晩寝たら治まりましたが...こっちの方が辛かったかな。

『同意しない』ことと『否定』は違う

一緒に暮らすパートナー以外の家族は、このブログの存在を知らない-
から書きますが、子供の頃から母親とはソリが会いません。
誰にでも(どこの家庭にも)あるようなことでしょうし、大人になって
離れて暮らすようになってしまえば、大した問題ではなくなるものですが。
相変わらず、私にとっては 小さな悩みの種であったりします。
私の勝手な思い込みではなくて、母も同じように感じているらしいです。
(と、妹から聞いています)
母が言うには、

 ○○(私のこと)は、私のことを嫌ってる
 私に対して、すごく冷たい

って...えーと。 随分とヒドイ言われようじゃないですか...
もちろん、嫌ってなんかいませんよ。(思春期じゃあるまいし)
まぁ、母も本気で言っているわけではない...はず。たぶん。
ふてくされているんだろうと思っています。
何故ならば、私がいつも自分の意見に同意しないから。
例えば、何かのことで

 「お母さんは (A)と 思うんだけど、○○はどう思う?」

と訊かれた場合。私が同意であれば問題なし。でも、たいていの場合は

 「私は (B)って思う。」
 「AかBか、正否をハッキリする必要があるなら、話し合おう。」
 「その必要がないなら、当事者の思うようにすればいいんじゃない?」

っていう感じになります。(プロセスは かなり省略してるけど)
                   ...このやり取りが、冷たいのかな?
で、母がだんだん不機嫌になっていく。
何故なら、母が欲しかったのは「そうだね。私もそう思うよ。」という同意
であって、話し合いやら、「思うようにすればいいんじゃない」というような
突き放した(?)言葉ではないから、なんですね。
子供の頃から、よく言われました。

  「我が家の娘なら、こう考えるべき。」
  「私の娘なら、こんなふうに判断すべき。」

娘は、自分と同じ価値観を持っているべき、という大前提。
私が母親と上手くいかなくなった最大の理由です。
確かに、母の意見に同意しないことが多い私ですが、決して突き放している
わけでも、否定しているわけでもありません
大切な人(母親)から意見を聞かれたから、正直に自分の意見を述べただけ。
他人の意見が必要なときもあると思うから、いろいろな人の意見を聴いた上で、
当事者(この場合は母親)が良いと思う方法を選択すればよい、と思うのです。
だから、ハッキリ自分の意見を言います。私なりの誠意です。
妹からは、「うわ~...毎回、真っ向勝負してるなんて、アタマ悪~。」と
笑われますが。
そりゃ、どうでもいい相手だったり、それこそどうでもいい話題なら、ごくごく
テキトーに相槌を打ったり、同意したりしますけどね。
うーん。否定なんて一切してないのに、なんで不機嫌になっちゃうかな~?
母親というのは、娘がいくつになっても、娘は自分の味方である と期待したい
もの...なのかもしれませんね。(母親になったことがないのでわかりませんが)
母の期待に添えない娘なりの、精一杯、好意的な理解です。

...が!

ふと周りを見回してみれば、理解しがたいこんな人、結構いませんか?

 同意されないと怒っちゃう

っていうタイプ。
...ナゼ、何の縁もない相手に 無条件同意 を期待するんでしょう?
全くもって、理解不能です。
世界中の人が自分と同じ意見だなんて、あるはずがないのに。

 自分の意見を否定されたと思ったの?
 意見じゃなくて、自分を人格否定されたように感違いしたのかな?
 相手の方が自分より賢いように感じて、劣等感を刺激された
 単にプライドが傷付いただけかな?

そんなのおかしいよね。相手は、こう言っているだけ。

 「あなたの意見と 私の意見は違う」

...うん。当然だよね。
違いがあることを個性というんじゃなかったっけ?
個性は大事、って耳にタコが出来るくらい聞かされてこなかった?
でも、自分と違う意見は認められない?聞く耳も持ちたくない?
う~ん...よく聴いて、正しく理解しようよ。

『同意しない』ことと『否定する』ことは違うよ

例えば、白黒ハッキリ付けなきゃいけないような、たった一つの正解を
求めるような場合であったら。
最初から自分以外の意見を無視していたら、議論は永遠に成立しないし、
正解に近付くことも出来ないですよね。

違いを認め合うことが、はじめの一歩。
同じことよりも、違いがあることを楽しめる人間でありたいですね。

クエン酸で作る、とっても酸っぱいタルタルソース

先々週の土曜日(2/13)、朝からネットワークの調子が悪かったので、
調べてみたら本当に 無線LANの親機が壊れてました。
まだ4年くらいしか使ってないのに...(怒)
週明けに仕事の波が来るというのに...(泣)
無線が使えないと色々な不便が生じるので、急遽 電気屋へ行ってきました。
...土曜日なのに(泣)
我が家から 最寄りの大型電気店へ行くルートは2通りあるのですが、
どちらも週末は観光客で大渋滞。
つまり、ちょっとそこまで という感じにはならない。
本来の 4~5倍の時間がかかるのですよ。
往復の渋滞にハマりながら、やっと手に入れてきた無線親機を設定しても、
なんだかちょっと不安定...『え~!他にもダメな子がいるの?!』と
よくよく調べてみれば、買ってきた親機の初期不良...

 なぁんだと~???

即座に購入先の電気屋に電話をしたところ、在庫はあるので 時間があるときに
交換に来てくれと言う。

時間が取れそうにないから、わざわざ土曜日の渋滞にハマってまで今日買いに
行ったんでしょうが!そっちが届けに来い!
...と、糖質制限前の私だったら 言っていたかもしれません。(たぶん言ってた)
でも、すっかり穏やかになった(?)私なので、数日中に取りに行くことを伝え、
タンタンと電話終了。
月曜日に 無事(?)商品の交換ができました。

対応してくれた店員さんは、初期不良の内容を話すと『あぁ(やっぱり)』
言う感じで、返品した商品を確認することもせず。
コネクタ部分のハードウェア的な不良だったので、見て確認するかと思ったのに。
うーん、よくある不良内容なんですかね?
天下のBuf○aloさんなのにね。この言葉は嫌いだけど...Made in Chinaだから?
元・技術系の私としては、外観検査モレ っていうのが許し難かったので、
メーカー名も出してしまいました。
もうちょっと、しっかりして下さいね、Buf○aloさん。

結局、商品交換が月曜日だったことから、ネットワークの再構築は火曜日に。
そのまま慌ただしい1週間を過ごして、一段落したと思ったら、どこかで風邪か
インフルエンザをもらった模様・・・いらなかったのに(泣)

日曜日の夜に、『喉が痛い...かな?』と思いつつ寝たのですが、気のせいでは
なかったようで。昨日、今日と喉の奥が痛くて、なんとなく不調です。
もっとも、以前だったら確実に扁桃腺が腫れて熱を出していたと思われるので、
そこまでいかないで済む程度には、体が回復してきたということかもしれません。
VLCHF(断糖肉食)の食事にしてから、2人とも風邪一つひかなかったので、
すっかり油断してました。反省、反省。

で、体調不良のせいかもしれませんが、昨日から無性にマヨネーズが食べたくて!
もともとマヨネーズは 好きではなかったので、こんなことすごーく珍しい。
でも、こういう時は体の要求に従おう!ということで、作りましたよ。
マヨネーズ タルタルソース
結構な量を作ったはずなのに、昨日の夕飯1回で食べきってしまい...今日も
朝イチでタルタルソース作り(笑)
昨日以上にが食べたくて、マヨネーズを飛ばして全量タルタルソースに。
昨夜は普通のレシピ(?)で作ったのですが、使い慣れていたはずのお酢や
粒マスタードの甘さが妙に気になってしまい(と言いつつ、全部食べたんですが)
今日はちょっと材料を変更。
お酢の代わりにクエン酸、粒マスタードの代わりに老陳酢を使用しました。
うん、今回は 納得の酸っぱ臭さ(笑)
で、このタルタルソースを半熟ゆで卵にかけて頂きました。美味しかった~。
ということで、自分の覚書を兼ねてレシピを書いておきます。

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★普通のマヨネーズ★

【材料】

 ☆卵黄 2個分
 ☆酢  大2 (うちぼり・純麦の酢)
 ☆塩  小1 (ピンクソルト)
 ★油  180ml (MCTオイル:130ml+紅花・紫蘇油一番搾り:50ml)

【作り方】

 1.☆をボウルに入れ、電動ハンドミキサーで モッタリするまで混ぜる
 2.★をごく少量ずつ加えながら、高速で混ぜ続ける
    (片手で糸の様に細く油を垂らしながら、片手でミキサーを操作すると早いです。
     が、この場合はボウルから手を離す必要がありますよね。
     底の部分に滑り止めシリコンが付いたボウルがあるとやりやすいです。)
 3.油が分離せずに馴染み、好みの硬さになったら完成

★普通のタルタルソース★

【材料】

 ●上記マヨネーズ  1/3量位
 ☆ゆで卵      1個
 ☆グリーンオリーブ 4~5粒 (エスカミージャ・グリーンオリーブ塩漬け)
 ☆セロリ      適量 ※なくてもOK
 ★粒マスタード   小1位 (マイユ・粒マスタード)
 ★黒コショウ    適量
 ★ドライパセリ   適量 ※なくてもOK

【作り方】

 1.☆を全てみじん切りにする
 2.●と、みじん切りにした☆をよく混ぜる
 3.味を見ながら★を混ぜ、好みの味になったら完成

 →材料欄の()内は、今回私が使用した商品名です。
  グリーンオリーブは、『エスカミージャ・祖母のレシピ』と言う商品で
  ガーリックやパプリカも一緒に漬け込まれています。
  今回は、その中にあった小さなガーリックも刻んで一緒に入れました。
  噛むとほんのりと香る程度だったので、ちょうど良かったです。
  ドライハーブは、パセリの他にオレガノやバジルでも良いと思います。

クエン酸のタルタルソース★

【材料】

 ☆卵黄       2個分
 ☆クエン酸     3~3.5g (大洋製薬・クエン酸食品添加物
           →※ 水:大1に溶かしておく
 ☆老陳酢      大1   (水塔・老陳醋3年 ※中国の黒酢)    
 ☆塩        小1   (ピンクソルト)
 ★油        150ml
  (溶かしバター:50g,MCTオイル:50ml,紅花・紫蘇油一番搾り:50ml)
 ◎半熟ゆで卵    2個
 ◎グリーンオリーブ 8~10粒 (エスカミージャ・グリーンオリーブ塩漬け)
 ◎セロリ      適量 ※なくてもOK
 ●黒コショウ     適量
 ●ドライパセリ    適量 ※なくてもOK

【作り方】

  ※クエン酸は、水:大1(分量外)に入れて溶かしておく(5-10分程度)
 1.◎を全てみじん切りにする
 2.☆をボウルに入れ、電動ハンドミキサーで モッタリするまで混ぜる
 3.★をごく少量ずつ加えながら、高速で混ぜ続ける
    全量の内、一部を溶かしバターにする場合には、他の油とは分けておくこと
    溶かしバターを混ぜてから、他の油を混ぜた方が馴染みやすいです。
 4.みじん切りにした◎を入れてよく混ぜる
 5.味を見ながら●を混ぜ、好みの味になったら完成

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お気づきのとおり、一般的なマヨネーズには 必ず入っている糖類(砂糖・
ハチミツ等)が一切 入っていません。
タルタルソースも、定番の玉ねぎを入れないので、ちょっと味が違います。
(シャキシャキ食感が欲しい場合には、セロリを代用にどうぞ。)
人によっては、かなり酸っぱいと感じるかもしれません。
クエン酸黒酢なので、 酸っぱ臭い  酸味と香りのある仕上がりになってます。

私は、子供の頃から酸っぱいモノ大好きでしたが、甘酢 三杯酢 を美味しいと
思ったことが一度もありません。
そのため、食事が変わる前から我が家の 酢の物は 酢+レモン+出し汁でした。
三杯酢が食べたい、と言われたら二杯酢を作ってました。
(そもそも美味しいと思えないものは、味見しても わからないので。笑)
という我が家だからこそ受け入れられる味、なのかもしれませんが...
酸っぱいモノが好きな方なら大丈夫だと思いますよ。
お手持ちのクエン酸を持て余していらしたら、是非お試しください。

...食べ終わってから気付きましたが、MCTオイルを一気に70ml程度摂取した
(パートナーと半分こなので)のに、無反応の体って...なんでだろう?