屋台は粉と砂糖でできている
1月も6日目になると、お正月気分もかなり薄れていると思われますが...まだまだ お正月気分全開の鎌倉です。
鎌倉に来てから、我が家の年越し行事に除夜の鐘が加わりました。
ご近所(東京時代は ご近所=徒歩10分圏内、という認識でしたが、鎌倉では 徒歩1時間圏内がご近所認識です。なので...まぁ、それなりの距離です。笑)にある大好きなお寺さんで、除夜の鐘をつかせて頂いてから、鶴岡八幡宮の境内で屋台のグリューワイン(ホットワイン)を飲みつつ屋台を眺め、氏神様の神社(私たちが好きな神社をそう呼んでいるだけです。土地柄、神社だらけなので選び放題)で 初詣をして帰宅します。
でも、今回からグリューワインは なし。
何故なら、1年前、あまりの甘さに飲み切れなかった 苦い経験があるので。
糖質制限(当時はまだ魚・大豆系)開始後、初めて口にしたグリューワインは まさにワイン入り砂糖湯 という印象でした。
なので、今回はいつも以上に屋台観察に時間を費やしました (^^)
そして、改めて感じたこと。
屋台は 粉と砂糖で できている
▼砂糖系
・りんご飴
・いちご飴
・ぶどう飴
・チョコバナナ
・あん巻き(薄いパンケーキのようなものであんこを巻いてる)
・大判焼き系
・ベビーカステラ ...
▼粉モノ系
・たこ焼き
・焼きそば
・お好み焼き
・はし巻き(お好み焼きのようなものを割り箸に巻いてる) ...
▼米系
・つきたて餅
・焼き餅
▼イモ系
・じゃがバタ(マーガリン使用だけど...)
・大学イモ
・さつま芋スティック(砂糖+塩で甘じょっぱい) ...
▼その他
・おでん(甘い出汁+甘い練り物)
・焼き鳥(甘いタレ・塩ダレ←これも甘い)
・鳥皮(醤油ダレ・味噌ダレ・塩ダレ・キムチ...全部甘いって...)
・チキンステーキ(たぶん、塩コショウ&一味...かな?)
・串焼きステーキ(いわゆる成形肉)
・フランクフルト(糖質タップリ)
・から揚げ(衣タップリ)
・チーズスティック(チーズもどき+春巻き皮) ...
▼飲み物
・日本酒
・グリューワイン
・ホットチョコレート ....などなど。
中でも、今回ビックリしたのは、ベビーカステラの大行列 と りんご飴(しかも大きいサイズ)を 食べる大人の多さ。
あと、グリューワインへのトッピング(と言うのかな? みかんシロップ・蜂蜜・ジンジャーシロップ...などが 追加できる)が新しかったですね。
大晦日から元旦にかけては、屋台も 終夜営業(って言う?)なので、深夜にも関わらず大勢の人が何かを口にしているわけですが...とにかく、甘いものだらけでビックリ。
大学生と思しき男の子の集団(8人くらい)が、全員りんご飴 又は イチゴ飴 を手にしていた時は、思わず二度見してしまいました。
都内にオープンしたというりんご飴専門店 の影響なんでしょうか?
三重県あたりでは、成形肉ではない串焼きステーキ や 海鮮焼き串もメジャーだそうですが、屋台で1本1000円以上というのは...関東 鎌倉進出を望むのも、ちょっと無理がありそうですね。
結局、何も口にしないまま帰宅して、お気に入りのシェリー酒をお神酒代わりに、チーズと生ハムで新年を祝ったのでした。
お祭りの屋台が楽しかったのは、すっかり過去のことなんですね。
私としては、かつての定番 イカ焼きの復活を強く望みます(笑)
そんなことを感じた、年末年始の風景でした。