超シンプル素材で 『おでんの練り物』 を作ろう!
糖質制限系の食事をしていると、おでんの練り物に躊躇することがありますよね。
なにしろ、すごく甘いから。
でも、さつま揚げ・カマボコ・はんぺんなどの練り物は、実はすごーく簡単に
作れます。
今回は、私がおでんに使うので、さつま揚げの作り方をご紹介。
【基本の材料】
・新鮮な白身魚
・↑の材料に対して2~3%の塩
・揚げ油として:バター(有塩or無塩)
スーパーなどで売っている練り物には、これでもかっていうくらい色々な物が
入っていますが、基本材料は 2つ(+揚げ油)だけです。
白身魚は、タラ・タイ・エソ・イソモチ・サバ・イワシ...など、本当になんでも
良いのですが、重要なのは 新鮮な物を選ぶこと。
一緒にエビを入れてあげると、売っている物のように プリッと仕上がります。
ちなみにエビだけで作ると、プリプリで綺麗なピンク色になります。
調理器具としてはフードプロセッサー(以下、FP)があれば楽ですが、
包丁で細かくたたく→すり鉢ですりつぶす、という手順でも作れます。
というか、むしろこちらが正統派でしょう。ただ、腕力が要ります(笑)
量は、300g位が作りやすいと思いますよ。
では、作ります。
今回の材料はこれ(↓) ...あいかわらずのピンボケ写真ですみません...
■真鯛(養殖)...のアラ:約160g ←骨だらけで、骨抜きに時間がかかった
■ブラックタイガー(解凍):約140g
鯛の骨を抜いて、エビの殻をむいた状態で、合計281gでした。
塩は 材料重量の 2~3%なので、5.6g~8.4g。
そのまま食べるなら2%で良いと思いますが、おでんに入れるなら2.5~3%位
でも大丈夫です。
今回は、つまみ&おでん種にする予定なので、2.5%(7g)入れることにします。
【作り方】
1.魚類だけを(塩は入れたらダメ)FPでペースト状にします。
...と言いつつ、私はこれを使っています。
マルチクイックのブレンダー。
本来の使い方とは少々(?)違う気もするんですが、洗うのも楽だし、なにしろ
使いやすいので、無理やりこれを使っています。
300g位までなら、なんとか頑張ってくれますね。
2.ある程度 滑らかなペースト状になったら、塩を入れて、さらに混ぜ続けます。
塩を入れると、とたんに粘りが出て重たくなります。
粘り気の強いスライム(わかるかなぁ...)みたいな感じになってきます。
弱っているFPの場合、モーターが負ける(壊れる)こともある(!!)そう
ですから、道具の選択は慎重にして下さいね(笑)
充分粘りが出たところで、ひとまとめに丸めます。
ペッタン 又は プルン、という感じで一つにまとめられるはずです。
(すりこぎ使用の場合は、自然とまとまってきます。)
これをラップでピッチリくるんで、1~2時間寝かせます。
(夏:冷蔵庫,冬:暖房のない室温)
3.好みの形に成形します。
私は、ラップにくるんだまま大雑把に棒状に伸ばし、ラップを外して端から
適当な厚みに包丁で切っていきます。
太さにもよるけど、1~1.5cm程度でしょうか。
4.フライパンにバターをたっぷり入れて、揚げ焼きにしていきます。
サイズにもよるけど、弱火~中火で.....3~5分位かな?
きつね色になるのと一緒に、ふっくらと膨れ初めて、ひとまわり大きく
なります。(冷めるとしぼみます)
ちょっと軽くなった感じがしたら完成です。
熱いうちに、キッチンペーパーでギュッと押えて、余計な脂は落して
おきましょう。
今回は、こんな感じで仕上がりました。
出来立てのアツアツ・プリプリを つまむのが楽しみなんですよね(笑)
冷蔵庫で1週間位は持ちますよ。
おやつにしてもいいし、スープの具にもお薦めです。
お好み次第で、塩と一緒に一味・コショウ・山椒などを入れても良いし、ネギ・
ニラ・キクラゲ・紅ショウガ などを入れてもアクセントになります。
また、卵白(1/2~1個分)を入れると、ふんわりした柔らかい食感になりますし、
適当なサイズに成形して 20分位 蒸してあげるとカマボコのようになります。
色々試してみてくださいね♪