いきなりステーキ横須賀中央店で見えるもの
糖質制限されている方なら、おそらく知らない人はいないであろう
立ち食いステーキ屋さん、いきなりステーキ。
私たちも長らく憧れてはいたのですが、神奈川進出は意外と遅かったんですよね。
以前は、休日に都内に出かけた時くらいしか、食べる機会がありませんでした。
昨年の春先、横須賀にも店舗が出来たこに気付いてからは、横須賀中央店に行く
ことが多くなりました。
それでも結構遠いので、平日ランチタイムは いまだ未体験ですが(泣)
それはさておき。
横須賀店には、地域ゆえの特徴がありまして。
...ご存知ですか?そうです。横須賀は基地の町。(だけじゃないけど)
日米双方の軍関係者が多い のです。
もっとも、現役自衛官の方がどの位いらしているのかは、見た目からでは
分かりません。
ただ、防衛大の学生さんたちは制服姿なので、すぐにわかります。
皆さん、すごく細身。
頼むステーキはヒレが多くて、200g(少なっ!)から、多くても 400g位。
ライスは食べてる人の方が多いかな。
ある時、500gのリブロースを頼んだ学生さんがいて、「あっ。イイ感じ。」と
思っていたら...
「これ、すげー脂っぽい。脂身残すわ。」 って....一気に残念な感じに。
未来の自衛官の皆さんが、ちまたの健康情報に惑わされず、頑強な肉体を
作ってくれることを期待します。
一方、米軍関係の方は 会話の内容や雰囲気から結構わかりやすいです。
なにしろ、横須賀中央店は 米軍基地のゲートから200~300mですしね。
体型は様々ですが、大きく2通りに分かれます。
まずは、いかにも という感じの筋肉質タイプ。
若い方は 細マッチョタイプも多いですね。
何故か、こちらのタイプは100%男性です。(少なくとも、私が見た限りでは。)
この方たちが頼むのは、400g~1kgのリブロースが多いかな。
ほとんどの人は、ライスもサラダもなし。
たまに赤ワインを飲んでいる人がいるけど、ほとんどの人は お水です。
1kgのステーキ、私はこのお店で初めて見ました。圧巻のサイズですね。
...もう見慣れてきましたが(笑)
もう一方は、いわゆる大きな...わかりやすく言えば、すごーく太っているタイプ。
筋肉ではなくて、柔らかく揺れるお肉をまとった方たち。
シャツのボタンとかベルトとか、大きいサイズを着ていてもはちきれそう。
う~ん、職業軍人としては いかがなものですかね?と 疑問になっちゃう。
以前(...と言っても 20年近く昔ですが)、福生基地の関係者から 太り過ぎは
ペナルティ対象になる という趣旨の話を聞いて、職業柄それも当然だろうな~、
と 感じた記憶があるのですが...アレ?聞き間違い?
で、こちらの皆さんも、概ね400g~1kgのステーキを頼んでいます。
リブロースの場合が多いけど、サーロインやヒレもチラホラ。
で、こちらの皆さんはほとんどの場合、ライス&ビールを頼んで おかわりも
したりして。そして、食べ終わった後のステーキ皿には 脂身が残ってる...。
こちらには、女性が同席(?立ってるけど)されてることも少なくありませんが、
奥さん とか ガールフレンド とか...基地内で生活してるけど 職業軍人では
ないんだろうな、という雰囲気です。
(あ、体型はこちらのタイプですけど。食べてる内容が一緒ですものね。)
そして、女性のサラダ注文率が高いのは 日本と同じ。
「健康な食事」に対するイメージって、国が違っても、年代が違っても、
それこそ 体(体力)勝負のプロフェッショナルでも、たいして変わらないもの
ですね.....知ってたけど。
日本にしてもアメリカにしても、国防に不安を感じるべき理由は、金額や装備数
ではなく、「隊員の健康や体力」ではないかと思うのです。
笑い話にするつもりが、ちょっと深刻(?)になってしまったテーマでした。