鎌倉暮らし

日々、思うこと。絵封筒や読書の記録。ときどき、鎌倉のおすすめ情報など。

"食べる"ことは趣味なのか?

成人の日の3連休が過ぎて、今日からは本当に平常営業、という方も多いと思います。 が。
鎌倉は、やっぱりそこはかとなくお正月感が残っています。
普段は地元の人間しか見かけない神社が賑わっていたり、破魔矢を持った人をたくさん見かけたり、お正月メニューを続けているレストランがあったり。
そんな街中を歩いていると、うっかり勘違いしそうになって...危険です(笑)

この年末年始には、両親を含め普段はあまり会わない人たちと会う機会が多かったのですが...改めて感じました。

食べることが趣味って人、すごく多いですね。

                       ...私の周りだけ?

私の実家も食べること大好きで、あり得ないエンゲル係数の高さでしたし、我が家の2人も、かつては趣味に近いレベルで食べることが大好きだったけど。

断糖肉食になってからは、食事に対する意識が随分変わったように思う。
もちろん、美味しい物は大好きだし、食べることは楽しいし、幸せを感じるけれど。
食べ物というのは、自分の体(脳も含めて)を修復してくれるもの。健康に導いてくれるもの。精神を穏やかにしてくれるもの。
理屈ではなく、実際に体感して、そんな風に感じることが出来たから。
食べ物に対する意識が、すごく変わった。
上手く言えないけど、食べるという行為は、自分自身に対する治療行為のよう。
それに、この食事スタイルだと、食べる時は周囲がビックリするくらい食べる(脂身たっぷりのリブロースステーキだけ450g、とか)けど、食べない時(というか、食べる必要を感じない時)は丸1日以上食べなくても平気だし。

なによりも、ダラダラ食べる続けることができなくなった。
我慢してやらないんじゃなくて、そもそもできない。
食べたい時と食べたくない(必要ない)時が、すごくハッキリしてる。
その時に食べたいものが、かなり明確。だから、食べたい時、食べたい物以外に、手を出すことがない。
食べたい時に、食べたい物がなければ、むしろ水だけでいい。
そんな感じ。体も気持ちも、すごくラク。
この感覚を言葉で説明するのはすごく難しいけれど、わかる人はわかる...はず。

断糖肉食してる人(←こんなの、そもそも少数派)で、食べることが趣味、っていう人はあまりいない気がする。
食べることが趣味、という場合の食べる物って、やっぱり甘い物や粉モノが多いように思います。

 ・キレイ、カワイイ
 ・(見た目や匂いが)美味しそう
 ・今だけ限定!
 ・最新だよ。流行ってるんだよ。
 ・○○さんが食べたって
 ・せっかくだから     ...etc.

うんうん。そんな理由で、思わず手が伸びちゃうんだよね。
そして、そういうものは 結構ダラダラと食べ続けられる。
気付いたら胃もたれしてるくらいまで、食べていられる。
自分もそうだったから、よくわかります。
その頃は、大○胃散 と キャ○ジンが我が家の常備薬だったもの。
その頃って、たった2年とちょっと前。
今は、甘い物や粉モノは、思い出話しだけでお腹いっぱいになってしまう。
変わったなぁ、自分(笑)

f:id:coco_k:20170110200730j:plain

↑は、今さらですが、今年の我が家の年賀状。受け取った人から「あぁ~、らしいね、って思ったわ。」という言葉をたくさんもらいました。...らしい、って何?!

 

お題「思い出の味」