灯油にカビが生える、なんて聞いてない!
本日の鎌倉は、冷たい雨。デッキに設置した温度計は、10℃を指しています...って、コレ もう冬!!
地元の人からも『山の上』と表現される我が家周辺は、鎌倉市街地とは 明らかに気温や天気が違います。冬になると、鎌倉駅は雨なのに 我が家は雪だったり(笑)気温が 2℃位は違うんじゃないかと思いますね。
寒暖の差が 非常 異常に激しい今週ですが、実は 25日に早くもストーブを出しました。よく、断糖肉食(糖質制限)してると、寒さに強くなる!というコメントを見かけますが...確かに、以前からすると寒さに(暑さにも)強くはなりました。...が!一日中Tシャツで過ごせた夏日の翌日に 12℃だったりすると、やっぱり寒いっ!! ってなります。(単に 私たちがヘタれなだけかもしれないけど)ということで、前後を夏日に挟まれた 初冬の25日、早々とストーブを準備して 灯油を買いに行ったのです。
我が家のストーブは、東日本大震災の直前に祖母から譲り受けた年代物のアラジン・ブルーフレーム。芯は交換式なんですが とても長持ちでして、1シーズン芯交換が不要なことも多いです。そんな使いかけの芯が残ったまま(セットされたまま)でシーズンを終える場合、(取説に従って)灯油を抜き、 芯にラップをかけ、輪ゴムで止めてからしまうことにしています。もちろん、昨シーズンの終わりにも、そのように しました。
で、今回。ジャーン、などと言いながらラップを外してみたところ、芯に なにやら白いモノが点々と...ん???
コレ↓↓↓
横から見ると、なにやらモフモフとした盛り上がりが。
これは もしや...あり得ないと思うけど...まさか、カビ???
だって、石油ストーブの芯だよ?
去年の使いかけで、灯油が たっぷり染み込んでるんだよ?
カビが生えるわけないでしょ?
そうだ!カビなら 新種かも!新発見だ!!
じゃ、この芯は使わないで保管しておかないと!
あ、BBQ仲間のSさん、(石油の)プロだよね。連絡しよう!
...
などと パートナーと2人で ひとしきり盛り上がってから、ちょっと冷静になってググってみました。そしたら、アッサリ見つかりました。
...え?
ここ(カビ対策マニュアル はじめに−文部科学省)にも 記載がありました。
石油 (ケロシン、ガソリン、灯油、切削油)の微生物劣化 : 細菌・カビ・藻類
...
知らんかった! 石油(灯油)って、カビ生えるんだ。ついでに 藻類にもやられちゃうんだ。それは ないだろうと思ってたわ。理由はないけど。
科学分野の方とか、石油関係の方なんかには 常識なんでしょうね。(きっと)
この記事、我が家の無知をさらしただけ、と言う気がしないでもない。けど。ほとんどの方は、こんなこと知らないんじゃないのかな?と 思いたかった 思ったので、あえて書いてみました。
カビが生えた芯ですが、そのまま普通に使ってます。カビを燃やしきるまでは 少々臭かったので、庭でストーブを点けることになりましたが(笑)
石油ストーブを使っている方!
灯油周りで(カビに)気をつけると言えば 湿気対策(だけ)、と思っているかもしれませんが、それは違います。
灯油自体に カビが生えます。
灯油が付着したモノにも カビが生えます。(こぼしたり、はねたりしたら、しっかり拭き取りましょう)
お気を付け下さいませ。 以上、我が家の教訓でした。