格安SIMに乗り換える際に気をつけること-2/手順と費用(前半)
こんにちは。
自分が auガラケー から SIMフリーiphoneに乗り換えるにあたって、実際に
やったこと や 気をつけたことなど、手順や費用について まとめてみます。
...やっと本題です。
ちなみに、今回 登場する用語については この記事 にまとめましたので、
よろしければ 先に目を通して下さい。
先の記事でも書きましたが、キャリア→MVNO の乗り換えは面倒くさそう!
という印象を持つ方も多いようですが、手順さえ間違えなければ、特に
大変なことはありません。
むしろ「こんなことで通信料が激減するの?!早くやっとけばよかった!」と
思いますよ。
【1】乗り換えのタイミングを確認
→キャリアの場合、2年縛りがあるので、タイミングを間違うと違約金
(10,000円程度)を 取られます。早めに「違約金がかからない期間」を
確認しておきましょう。電話で確認するのが てっとり早いです。
【2】自分の スマホの使い方を把握する
→スマホで何をしたいのか?
今まで、何をどのくらい使っていたのか?
今後も同じように使うのか? ...など
過去数カ月程度の実態 と、今後の使い方(予定)を確認しましょう。
キャリア契約の場合は、窓口や電話で 自分に合った最適プラン や 最新プラン
等を紹介してもらえます。 ...が!
MVNOには そんなサービスありません。自分ことは自分でやりましょう。
【3】会社・プラン選び
→現状と予定を把握したら、たくさんある MVNOとプランの中から、
適当な(※いい加減、と言う意味ではありません)会社・プランを選びましょう。
各社の最新プランを一覧で比較できる 比較サイトなどもあるので、
いろいろ探してみると いいかもしれません。
データ容量が気になるところでしょうが、その前に契約形態を選びます。
①データ通信のみ
②データ通信+SMS(ショートメッセージサービス)
③データ通信+SMS+音声通話
※音声通話なら、MNPにするか、新しく番号をとるか
当然のことながら、どの事業者と契約しても 月額料金は ③>②>① です。
②を選ぶと、SMS用に新しい電話番号が付与されます。
これは、一見 普通の携帯番号に見えますが、SMS専用なので 音声通話は
できません。
※また、契約時の条件だけでなく、解約時(転出時)の条件も 必ず確認
しておきましょう。
家族間のパケットシェア等は、MVNOによっては転出時に問題が生じる
(他社にMNPできない等)ような契約になっていることがあります。
※SMS=電話番号だけでやり取りできるショートメール。文字数制限あり。
【4】費用の準備
→乗り換えにあたっては、いろいろお金が必要になります。
必須費用 と 場合によってかかる費用 がありますね。
人によって条件が異なるので、自分のケースをよく確認しましょう。
<必須費用/MNPする場合>
・MNP(ナンバーポータビリティ)転出費用:3,240円
・MNP(ナンバーポータビリティ)転入費用:3,240円
<場合によって かかる費用>
・違約金(2年縛りの途中で解約する場合):10,000円前後
・機種代金を分割支払中の場合には、残金を一括支払いする必要あり
・解約するキャリアと新規契約するMVNOで、乗り換えの1ヵ月間は
料金が2重発生する可能性あり
(※ auの場合、解約月の日割精算はしないので、必ず1ヵ月ダブります)
・新しいスマートフォンの機種代:?円
(私は、SIMフリーiphoneを AppleStoreで購入しました。
今だと、AppleStoreで24回払い特別分割金利0%キャンペーン をやっていますよ♪)
【5】ポイント残高の確認・移行 等
→せっかく溜めたポイントも、キャリアの契約を解約したら使えません。
ポイントを使い切ったり、可能なら他のポイントに移行する等して
おきましょう。
auの場合は、auウォレットのプリペイドカードを発行してもらい、
ポイントを 全部プリペイドカードに移してしまうのがいいと思います。
解約後もカードは使用できるので、無駄になりません。
(※カード発行には10日前後かかりますので、お早めに。)
ここまでで、切り換え準備の前半が終わりました。
契約したいプランの候補は絞り込めましたか?
ここから先に進む前に、1つだけ重要なことがあります。
乗り換えようとするプラン(MVNO)の、契約切り替えタイミングです。
基本的には、新しいSIMカードが利用できるようになった(開通)時点で、
旧契約(キャリア)が自動的に解約になるのですが。
MVNOによって、新しいSIMの設定作業を 事業者がやってくれるか、
自分がやるか、が異なります。
どちらも一長一短あるので、どちらが良いとも言えませんが、ここから先の
準備が変わってきます。
あまり急いで作業を進めると、あとあと痛い目を見ることになりますので
お気を付けくださいね。
長くなったので、次回に続きます。