医師免許は更新制にして欲しい!と心から思った件
3ヶ月程前のことになりますが、認知症の祖母が入院しました。
理由は、大腿骨転子部(ダイタイコツテンシブ)骨折。
いわゆる 脚の付け根部分でして、高齢者が転倒した際に骨折しやすい場所です。
ここを骨折すると、歩行困難になります。
特に高齢者の場合は、寝たきりの原因になります。
もちろん手術が必要ですが、高齢者の場合は治癒までに非常に時間がかかるため、
その間に脚の筋肉が落ちてしまい...どちらにしても寝たきりになることが
多いという、恐怖の骨折部位です。
本人曰く、夜中にトイレに行こうとして転んでしまい、それ以降痛みがある、
とのこと。
脚を引きずるようにして歩いてる...
マズイ!
と思った母が、即座に最寄の 整形外科へ連れて行きました。
問診+触診+レントゲン...の結果 「大腿骨転子部骨折」ということで即入院。
当然、歩行禁止なので尿道カテーテルを入れられて、絶対安静状態に。
家族全員が思いました。
認知症が進む!
寝たきりになる!
かつて、軽度の認知症の伯母が入院3日目にして完全な認知症となり、娘の顔も
わからなくなってしまったことを、全員が記憶していました。
担当ドクターに訊いても 「仕方がないです。あきらめて下さい。」 とのこと。
連絡を受けて、私も大至急で会いに行きましたよ。
もしかしたら、今度こそ、私を覚えているおばあちゃんと会話ができる最後の
チャンスになってしまうのかも...そんな気持ちでした。
数日後、「詳細な検査をしたいので、MRIを撮りたい」との話が。
翌日、結果と治療方針説明のために呼ばれた両親が聞いたのは...
「やっぱり、2カ所も骨折してました!」と、医者が指差した先は背骨。
「圧迫骨折 ですね。」
...は?
「大腿部は ただの打ち身 だから問題ありません。」
...は?
「リハビリのために、最低3週間は入院 して下さい」
...はぁ?(←ここまでで、両親 大混乱)
「でも、背中のことは本人が何にも言ってなくて...年寄りの圧迫骨折って、
日常生活の中で徐々に進行するんですよね? 今回の転倒とは関係ないんじゃ
ないですか? いつの骨折かわからないのに、今からリハビリ入院が必要
なんですか?」と、母。
「たぶん、今回の転倒とは関係ないけど、骨折がわかった以上
放っておけないので、リハビリ入院して下さい。」
だと。(←ここで、両親が プチ切れ)
むしろアンタには 放っといて欲しいわ
家族全員がそう思いました。
もちろん、両親は2日後に祖母を強制退院させてましたよ(笑)
わずか1週間程度の入院でしたが、祖母の認知症は明らかに進行しました。
誤診で入院させられた挙句、バカ高い入院費用を請求され、祖母の認知症も
進行してしまったけど、当然 謝罪なんてあるはずもなし。
その上、さらに3週間の「意味不明なリハビリ入院を要求」するって...
これを厚顔無恥と言わずに何と言うんでしょうね。
レントゲン写真の1枚も まともに読むことができなくて、よくも
整形外科医ヅラができたものだと心底思います。
思えば、私が子供の頃からヤブ医者で有名な院長(整形外科医)でした。
息子に代替わりしても、ヤブ医者が遺伝していたんですね。非常に残念です。
埼玉県西部地域にある、S瀬病院での出来事です。
地域の皆さま、医者を選ぶ際には お気を付け下さい。
(↑同地域にお住まいで、この病院を避けるために正式名称が知りたい、という
場合には、コソッとご質問下さい。)
すっごい久しぶりの記事が、こんなネタで失礼しました。
次からは楽しいテーマを心がけます...(反省)