鎌倉暮らし

日々、思うこと。絵封筒や読書の記録。ときどき、鎌倉のおすすめ情報など。

食事法 と 大麻 - 目指すものは同じでも

以前に書きましたが、我が家の食事は 脂質多めの肉食系

糖質制限 というよりは、"Super Low Carb High Fat Diet" と言った方が

正しいのかも。

ベースとして一番参考にした考え方は、Ketogenic Diet

ここ数年、日本で流行している(?)らしい「ケトン体ダイエット」と

使われている言葉は同じですが、内容は全く違うものと認識された方が

良いと思います。

こちらの Ketogenic Diet は、米国では90年以上の実績を持ち、現在も

進化しながら研究されている、小児てんかん(癲癇)に対する治療法

としての食事法です。

いろいろなページを読んだけれど、私がわかりやすいな、と思った

HPの一つが、ここ(↓)です。

www.charliefoundation.org

こちらのサイト、きっかけは 小児てんかん だったそうですが、現在では

 ・アルツハイマー

 ・パーキンソン病

 ・脳腫瘍/がん

 ・ミトコンドリア病

 ・外傷性脳損傷(TBI)

 ・自閉症

などについても、広く触れられています。

大まかな食事法に関するガイダンスも記載されていますので、

ご興味ある方は、是非 一度ご覧ください(英語ですけど)

 

主な食事法(Diet)としては、以下の4つが紹介されています。

 ■Ketogenic : ケトジェニック ダイエット
 ■MCT Oil  : MCTオイル ダイエット    
 ■Low Glycemic Index Treatment : 低GI ダイエット    
 ■Modified Atkins : 修正アトキンス ダイエット

4つの食事法における相違点、注意事項などがシンプルな表に

まとめられているほか、レシピなども載っています。

※ただし、あくまでも病気治療を目的としたサイトなので、いずれの食事法も
Medical supervision required.(医師による観察を要す)となっています。
自分の経験上、特に健康に問題のない大人が取り組む分には、いずれも問題のない
食事法だと感じています。...が、個人差があることですので、良く調べて納得して
から取り組むことをお勧めします

で、何故あえて 今回このタイトルなのかといえば。

つい先日、ちょっと衝撃的な記事を読んだからです。それが、

ナショナル ジオグラフィック日本版2015年6月号

マリファナの科学」 マリファナ=大麻、です。念のため。)


古くは、約5000年前にシベリアに造られた墳墓からも、炭化した大麻の種子が

出土しているといいます。

日本で「大麻」といえば、伊勢神宮のお神札(おふだ)のことですね。

ただし、こちらは「大麻(オオヌサ)」と読みますが。

(もちろん、もともとは 大麻と関係ありますが、そこは割愛。)

この特集によれば、大麻を「秘薬の宝庫」と呼ぶ科学者もいるそうですが、

人類史に 深くふか~く関わってきたこの植物、実はこれまでは あまり研究が

進んでいなかったようなんですね。

(科学者として、大麻なんぞに興味を示すのは...、ということだったらしいです)

が、近年、各国で医療用・娯楽用として合法化が進む中にあって、着々と

研究が進行中だとか。ゲノム解読も進んでいるそうですよ。

一口に大麻といっても、その種類が非常に多く、いわゆる有害植物のほか、

紙や布、紐などの原料になるものや、観賞用のものも。

そして、現在は なんと

『精神への(有害)作用がないカンナビジオール(CBD)を主成分とする

大麻オイルが 子供の痙攣(てんかん)の治療に有効』 なんだとか。

実際、アメリカではこの治療が合法とされる州に 小児てんかんの患者と

その家族が集まっているそうです。

(合法化されていない州では、この治療は違法取引になるか、児童虐待になるか... いずれにしても犯罪者になってしまう)

実際に、娘さんに大麻オイルを使用しているという ある母親のコメントが

載っていました。

CBDを長く使用した場合の副作用はわかっていませんし、研究が必要なことは確かです。

でも、これだけは言えます。CBDがなければ、私の娘は人間らしさを取り戻せなかったでしょう。

 

一方では、生きていく上で必須の食べるものによって、病気を克服しようとする

試みが100年近くも続けられているのに、同時に その国内で、大麻オイルだけが

希望だという人たちがいる。

大麻オイルを服用する子供の写真があまりに衝撃的で、いろいろと考えさせられた

と同時に、なんだかとても悲しくなりました。

病気はもちろん ありがたくないし、一刻も早く治したいと願うのは当然ですが、

 そもそも、何故、その病気になったのか

 その 病気の体を作った 原料(食べ物)は何なのか

 (薬を)足す前に、引く(止める)ものはないのか..

そんな根本原因を見つめ直さない限り、どんな『秘薬の宝庫』が発見されようと、

万能薬ができようと、私たちは 健康にもなれないし、幸せにもなれない。

改めて、そんなことを考えた記事でした。