タマゴのいろいろな茹で方について-覚書
卵ー生物のタマゴ全般。ヒナが 孵(カエ)って育つ、生きているタマゴ。
玉子ー「食材」として扱われる場合に使用。当て字。
飼っている鶏が産むのは 卵。それを頂戴して茹でると ゆで玉子 に。
広辞苑によれば、どちらの字を使っても間違いではないみたいなので、使い方には
個人差があるでしょうけど。
でも、食材として扱う場合に 表記を変えるあたり、日本語っぽいですね。
英語の場合、そんな区別はありません。タマゴ=egg 。合理的(?)
ちなみに、黄身=egg yolk(the yolk)、白身=egg white(the white)。
覚えておくと、英語のレシピ見るときに ちょっとだけ便利かも。
yolk は、古期英語で「黄色いもの」を意味するそうなので、黄色・白、という
呼び方は 日本と一緒。他の国は どうなんでしょ?
ところで。
糖質制限するようになって、我が家の玉子消費量が ドカンと上がりました(笑)
ゆで玉子なんて、深く考えて作ったことなかったけど、以外と奥が深かったことも
理解しました。今まで、「たかが ゆで玉子」って バカにしてて スミマセン。
今回は、その覚書をば。
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↓↓↓まずは 参考に。
(...あいかわらず ヘタな写真ですみません。しかも、エッグスタンドじゃないし)
【1.かたゆで】(黄身までしっかり)
①卵は冷蔵庫から出してすぐ(冷たい状態のまま)でもOK
②水から ゆでる
③沸騰してから、12分 ゆでる
※表面がボコボコいうくらいの火加減に保つこと
④火を止め、お湯を捨てた鍋に流水をいれて冷ます
<すぐに殻をむきたい場合>
浅く水をはった鍋を軽くゆすり、全体にヒビを入れると剥きやすい
【2.半熟/ラーメン屋の味玉風】(白身はしっかり+黄身がトロ~)
①卵は室温に戻しておく(温度差で割れるため)
②鍋にお湯を沸騰させる
※お湯に塩やお酢を入れておくと、殻が割れても白身が流れ出にくい
③お玉などを使って、そっと卵を入れる(割れ防止)
④5~6分 ゆでる(玉子のサイズによる)
※ゆでながら菜箸などでゴロゴロ動かしてあげると、黄身が真中になります
※この間に、ボウルに冷水(氷水)を用意する
⑤お玉などを使って、ダッシュで 冷水(氷水)にとる
※ここで時間がかかったり、水がぬるかったりすると、ドンドン かたゆでに
近づきます...
☆写真では、エッグスタンド(もどき)に立てましたが、白身は 全体が
しっかり固まっているので、殻をむこうと思えば全部むけます。
でも、触ると中身が プニュプニュして、頼りない感じです。
☆冷蔵庫保存OK
【3.半熟/ホテル風】(白身の殻側のみしっかり+白身の内側と黄身はトロトロ)
①卵は冷蔵庫から出してすぐ(冷たい状態)でもOK
②水からゆでる
③沸騰してから、3分 ゆでる
※表面がボコボコいうくらいの火加減に保つこと
④火を止め、取り出した卵を そのまま器へ
⑤すみやかに食べる
☆熱いままなので、どんどん <2.味玉風>に近づいていきます。
しかも、熱くてむきにくい(笑)
エッグスタンドではなくても、立てて置かないと 中身がこぼれます。
熱いうちにバターを溶かしながら、スプーンで食べましょう♪
【4.温泉玉子】(白身も黄身も ほど良くトロトロ)
(4個分の作り方です)
①厚手(圧力鍋・STAUB・土鍋など)の フタ付き鍋に1ℓ のお湯を沸かす
②沸騰したら火を止め、200mℓ の水を足す
③卵4個をお玉などを使用して、そっと入れる(冷蔵庫から直接でもOK)
※鍋が大きすぎて卵が水面に出てしまうと、上手くできませんので注意
④フタをして、12分 放置
⑤ボウルなどに取り出し、さらに 3~4分 放置(余熱調理)
☆冷蔵庫保存OK
☆我が家では、風邪をひいた時や、プチ断食後の回復食などに、スープに
入れたりすることが多いです。
もっと手軽に、炊飯器やジャーで作る方法もあるようですが...
我が家には どちらもないので、古典的な方法(鍋)を採用してます。
【オマケ:卵を室温に戻す方法】
<基本>
・夏:冷蔵庫から出して、30分くらい 室温に放置
・冬:冷蔵庫から出して、60分くらい 室温に放置
<急ぎの場合>
①鍋に卵を入れ、かぶるくらいの水を入れる
②そこにお湯を足していき、ぬるめのお風呂くらいの熱さにする
(お湯を先に入れると、温度差で割れます)
③そのまま数分、放置
※いずれも手で触ってみて、ひんやりしなければOK
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自分用の覚書でもあるので、情報不足があるかもしれません...
私の体感としては、一番消化が良いのは、温泉玉子。次が、半熟。
かたゆでだと、すごく腹持ちが良いと思います。
いろいろ試して、自分好みのやり方を見つけてくださいね。