夏仕度-我が家の『防衛戦』
カラスが賢いのではない。
カラスに狙われるような ”スキ”をみせるヒトがバカなのだ。
(カラスと人間を[生物]として同等に扱うため、あえてカタカナ表記。)
ゴミ置き場の標語じゃありません。自分のことです。
我が家の庭に、植えてから8年になるブルーベリーがあります。
樹高はとっくに私の身長を越えて、2mくらい。
3年前から、枝がしなだれる程 たくさんの実を付けるようになりました。
そして、始まったのです。
ヤツら――カラスとの戦いが。
まだまだ実が少なかった7年前から、小鳥たちは、よく実をついばみに来ていました。
「そろそろ収穫時だな~♪」と 期待していた実が、翌朝起きると つつかれまくって ボロボロ…ということも、よくありました。
だけど、自然の恵みだし、食べられてしまう実の量も大したことないし、私たちが楽しむ分は充分に残るよねー....と、気にも留めなかったのです。
が!!
一昨年のある朝、異変に気付きました。
前日、それこそブドウのように たくさんの実を付けていた枝が、なくなっている…?
近づいて見ると、それは1カ所ではなく、他にも数本の細い枝が 引きちぎられたように折られていたのです。
(人間がやった...にしては、雑すぎる?)
近所にも 悪ガキ 子供 はいるけれど、この手のイタズラはしない(ハズ)。
家の中からしばらく様子を見ていると、バサバサッと黒い影が。
カラスが4羽、集団で 細―いブルーベリ―の枝に 食らいついてる!!
しかも、熟してる実がついていようと、青い実がついていようとお構いなし。
バッサバッサと 力任せで四方に引っぱるから、ブルーベリ―の木は 根元から折れそうに グラ~ングラン!
大きな音をさせて 飛び出していけば、無残に折られた複数の枝、傷ついた たくさんの実…
許せん。アッタマきた!!
ここで、心にメラッと火が付きました。
その日のうちに入手した「防虫ネット(※"防鳥ネット" より目が細かい)」で、ブルーベリーの木を グルグル巻きに。
「ふふん、ザマーミロ」と、鼻で笑ったのもつかの間、アレ?これだと自分も入れない…と、気付いた3年前。(バカすぎ)
去年、改善はしたものの、満足度(防衛度) は イマイチ。
そして、バージョンアップした 3年目。
じゃーん!!(↓↓↓)
今度こそ、満足できる (?)仕上がりに。(美しさ、は...いいんです)
収穫のための出入り口も、きっちり確保。(当たり前)
「小鳥がかわいそう」、「見た目が 美しくない」、「自然の恵みを一人占めしようなんて、小っさいヤツ…」など、いろいろと言われましたが、気にしなーい。
私の敵はカラスだもんね。(一緒に締めだされた 小鳥たちには 申し訳ないけど)
もしも、カラスの羽が純白だったら、可愛いかもなー...なんて思った時期も ありましたが。
色なんか関係ありません。
今は、100% 敵認定。
心が狭くて ごめんあそばせ。
そんなカラス対策が、3年前から我が家の夏仕度です。
今週のお題「夏支度」