厄年には、きちんと悪いことがあった方が安心できる
今日は七夕ですが、鎌倉はあいにくの梅雨空。
前々回に続き、ジメっとした梅雨空にふさわしい(?)お祓いネタです。
自分の『厄年』って、いつかわかってます?
諸説あるようですが、現在では、以下の考え方が主流ですね。
男性(本厄):25歳・42歳・61歳
女性(本厄):19歳・33歳・37歳・61歳
※いずれも数え年(年齢+1)で計算。本厄年の前後の年はそれぞれ「前厄年」、「後厄年」と呼ばれ、併せて3年間は要注意、とされます。
私の場合、既に3回の本厄年を無事にやり過ごして…残すは61歳。
家族に訊いても、厄年らしい災厄(?)の経験者はおらず…「まぁ、迷信だよね」と、思っていたのですが。
2年前に、一気にキました。
精神的な傷も癒えたので(笑)、記録がてら振りかえってみます。
我が家の最強(凶)厄年。(誰も厄年じゃなかったのに。)
2013年を、時系列でいきます。
正月早々、嫁に行った妹が手の指を骨折
2月、姪(幼稚園児)が原因不明の高熱で緊急入院
3月、父親が前立腺がんを宣告される
5月、姪(小学生)が刃物を持った通り魔に追われて警察沙汰に
6月、祖母がアルツハイマーと判明
7月、甥(小学生)が、通りすがりの中学生に暴力を振るわれ警察沙汰に
8月、私が自転車事故で顔を数カ所骨折
9月、父親が転倒事故で頭蓋骨骨折
11月、母親が旅行先でアナフィラキシーショックを起こし、意識不明で緊急入院
...書いてるだけで、胸がいっぱいになってきた。
大きなことだけ書きましたが、小さいものを含めたら数え切れず。
見事に、その”血”に連なるメンバー全員が被害を受けたのです。
(妹の旦那と、私のパートナーは無傷だった。)
結果、「こういう時こそ、お祓いだ!」ということで。
私と妹で、しぶる母親を 地元の神社へ引っ張っていきました。
いつもなら この手のことには一切興味を示さない父親も、「行って来い」と、お祓い代を包んでくれた。(でも、自分は行かない)
普段、それほど信仰心が厚いわけではありませんが、そこは日本人。
困ったときの神頼み。
こういう時は気分が大切なんです。
気持ちを切り替えるためのお祓いです。(失礼すぎ...)
帰宅して、戴いたお札を神棚に納め、家中に清めの塩を撒き、柏手を打って、無事終了。
お祓いの効果か否かはわかりませんが、これ以降、大きな事故等はありません。
ちなみに、祖母のアルツハイマー以外は、全員 後遺症もなく完治してます。
「本っ当に、強運の一族だよなー。普通だったら、死人が出てるぞー。」 とは、友人の言葉ですが。…強運、なの?
とにもかくにも。
厄年に全く何もないよりは、ほどほどに悪いことがあった方が、むしろ安心。
そんな感想さえ抱いた1年でした。
ちなみに。
鎌倉でいちばん古い厄除神社は、「八雲神社 (やくもじんじゃ)」。
毎年7月の第2土曜日(2015年7月11日)が例大祭です。
鎌倉駅から徒歩10分程度ですから、気になる方は、ぜひ。
▼八雲神社 (やくもじんじゃ)
■住所:鎌倉市大町1-11-22
■電話:0467-22-3347
■例大祭:7月第2土曜日『神幸祭(しんこうさい)』
※HPはありません