2015年も折り返し。前半分のお祓いに行こう。
Time flies.
6月30日=181日目/365日。
2015年の目標達成度...は、悲しくなるので横に置いて、とりあえず前を向く。
大晦日が近づくと、大掃除をして過ぎゆく年の穢れ(ケガレ)を払う…というのは一般的ですが。
6月30日、ちょうど1年の半分で、半年分の穢れを払う行事があるのをご存知ですか?
それが、『夏越大祓(なごしのおおはらえ)』です。
毎日の暮らしの中で、知らないうちに人を傷つけたり、「本当は良くないことだけど…」と思いつつ、ついつい誘惑に負けてしまうことなど、ありますよね。
そんな風に身についてしまった もろもろの罪穢(ツミ・ケガレ)を祓い去ることで、健やかな心身に立ち返るとともに、これから来る厳しい夏を乗り越えて、残り半年を無事に過ごせるよう祈る日本神道の神事です。
新暦では、毎年6月30日に行われます。
水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶといふなり (詠み人知らず)
と、拾遺和歌集にも あるんですね。
多くの神社では、様々な神事と共に『茅の輪くぐり(ちのわくぐり)』が行われます。
参道の鳥居や、笹の葉を建てて注連縄(しめなわ)を張った結界内に、茅で編んだ直径 2~3 m ほどの輪を建てて、これをくぐるというものです。
鎌倉では、鶴岡八幡宮で行われます。
神事(神職の先導がある)は、1日4回、かつ 申し込みも必要ですが、茅の輪は1日中あるので、いつでもくぐることができます。
2015年の折り返し、せっかくなのでくぐってみてはいかがでしょう?
鶴岡八幡宮 『夏越大祓』神事
■期日 : 2015年6月30日(火)
■時間 : 11:00,13:00,15:00,17:00
■場所 : 舞殿の横(雨天時:研修道場)
■詳細は、鶴岡八幡宮HPでご確認ください。